澁谷油脂について
澁谷油脂について
“日本のものづくりの
スピリット” が宿った
“新しい製品づくり”を
“ものづくり日本”と言う言葉が世界を席巻して幾数年がたちますが、最近は、一部の加工だけを国内でおこない「MADE IN JAPAN」を名乗る商品が多く見受けられるようです。
本来“日本のものづくり”とは、資源の乏しいこの国で、国内外から苦心して原料を得て、工夫を重ねて競争力のある商品を生み出していくという、厳しい条件のなかで培われたものであり、日本人の持つ誠実で粘り強い気質が築いてきたものであると私は思います。
しかしながら、刻々と時流は変遷し、今や“日本のものづくり”に徹した製造だけでは、国内の中小の製造メーカーが生き残れる時代ではなくなっています。
より多様化、複雑化する市場を相手に、いかに高付加価値の製品を生み出していくか。そのためには、あらゆる変化に俊敏に対応できる柔軟な企業体質が必要となっています。
当社は石けんメーカーとして創業以来90余年、「資源は有効である」「人のやらない事をやれ」との創業者からの教えを守りながら、様々な変化の波を受けいれて今日まで参りました。
そして今、日本のものづくりのスピリットをしっかりと継承しつつ、時代が求める新しい製品をお届けすることこそが、当社の使命であると考えております。
澁谷油脂株式会社
代表取締役社長
澁谷 禎彦